タデアイ
タデアイは、東南アジアから中国にかけて自生するタデ科の植物です。タデ藍や藍タデなどと呼ばれ、漢方薬や藍染めの原料として、人々の生活に昔から係わってきた植物です。特に日本の藍染めは、奈良時代に伝わった長い歴史を持っています。タデアイの葉を傷つけると切り口が藍色に変わり、生葉染めにも利用されています。
藍は薬⽤植物として古くから利⽤されてきました。近年、タデ藍の成分分析や研究が進み、ポリフェノールや、トリプタンスリンを含むことがわかっています。ポリフェノールの中でもケルセチンやケンペロールを特に多く含んでいます。ケンペロールは、野菜ではホウレンソウに最も多く含まれますが、藍においてはホウレンソウの10倍含有します。
主な作用
- 抗菌
- 解毒
- 解熱
- 消炎
- 抗酸化
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